月別アーカイブ: 2018年2月

祝 MMA 5周年! ブランドの 原点を示す一枚の写真

先週末に発売された7ポケットランパンのクレイジーパターン柄は、もともと余った生地を有効活用するために発案されたもので、生産可能枚数がごく少数だったため、発表後1日たたないうちに完売となってしまいました。その後多くの問合せお頂きましたがそういった事情でお応えできずに申し訳ありません。

このランパン購入の方のみに付属していた5周年記念パンフレットにはブランド設立から現在に至るまでのビジュアルヒストリーが綴られています。

私がMMAの展示会に初めて参加したのは2014年頭。
中目黒のオフィスに行くとGearedの編集長であり、野外イベントOFF THE GRIDもサポートされている川崎さんとデザイナーの渋井さんがUTMBの映像を囲んで話に花が咲いていました。
渋井さん曰く、私にも商品を見る前にまず見て欲しいのはこれなんだということで、話に参加。
UTMBの何たるかから、開催地のシャモニーはトレイルランナーにとって聖地であること、そこに毎年集うランナーたちが醸し出すバイブスがとにかく最高であり、トレイルランニングの魅力が凝縮されているから一度はいって見たらいいと熱く語られました。

そしてその場には、これから世に出ようとするデニムランパンの第一号サンプルもあったのですが、たしか一番目立つラックの先頭には、UTMBが行われているシャモニーの風景をあしらったフォトTがかかってた気がするなと思い返して、iPhoneの写真を遡ってみたら出てきたのが下の写真です。

やはり先頭に燦然と掲げられていたのは、あのフォトTでした。
デニムランパンと言う後の大ヒット作がありながらも、商品の説明より先立って、MMAに関わることがどういうことか、ムーブメントの本質から伝えようとする渋井さんの純粋な姿勢に感動を覚えたところからCONNECTEDでのMMAはスタート。
もし渋井さんに未来を見てくる能力があったなら、シャモニーの話しより大ヒット間違い無しの必殺アイテムを開発したから、絶対注文しといたほうがいいよとデニムランパンの話に終始していたと思いますが(笑)

あれから5年。
5周年を記念するパンフレットが届いて表紙をめくったら最初のページにあのフォトTの写真が、やはり燦然と配置されているのが目にとまりました。

それを見て思ったのです。
ブレてないというのはこういうことを言うのだ。
トレイルランニングで味わった感動こそ今も変わらずMMAの創作の原点なのだと。

このパンフレットはこのあと発売される5周年記念アイテムにも付属されます。

今週入荷したのはコーデュラスエットという、転んでも破けにくいタフなスエットを使ったジップパーカーとジョガーパンツ。
ここからまた新たなMMAのストーリーが始まります。

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スキニーになったCCPのシュミッツ、セットアップで発売

CCPといえばパンツがいつの時代にも熱く支持されていまして、その中でもブランドのヒストリーを代表するような一本というと間違いなくシュミッツとなるのですが、この春は発売以来初めて全面的にリニューアルされました。

しかも今回はセットアップとなるブルゾンも同時発売です!

今回初お目見えとなるのは、トラッカージャケット。
湾曲した袖からわかるように立体裁断を駆使したパターンが多用されています。

合わせて着てみると、ピンと立った襟からシェイプされたウエストを経てパンツのポケットまで流れるような曲面が構成。
単なる同素材の上下ではないトータルでデザインされたスーツのような美しさです。

素材は丈夫な質感で、なおかつストレッチがよく効いているので、タイトでもツッパリがなく、のびのび動けます。
ファスナーにはWALDESという三重県名張市のビンテージブランドのものを採用。

スキニーシュミッツはデザインはそのままで(安心)、サイズバランスを全面的に見直し、すそ幅が周囲で2cm細くなった仕上がりです。

今春のCCPは多くのアイテムが黒一色の展開で、立体感やシルエット、パーツの素材感など隅々までクオリティを追求。
ブランドのルーツに立ち返るような90年代風のテイストです。

テクノハウスのムーブメントに乗って踊りやすいウエア作りに始まり、キャンプやフェスに対応した2000年代、自転車に乗りやすい指向性を極めた流れを経て、デザインと機能性を融合した大人の街着へと熟成に向かっているブランドがCCP。

時代を超えて愛され続けてきたパンツが新たな洗礼を受けて復活します。

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ranor 今年のランを楽しくする新ブランドに遭遇!!

今週末の連休中は2つのイベントを同時開催することになりました。

1 2/10-12 先週お知らせしたALTRAの新作試走会。
新作DUOESCALANTEの試走モデルを用意します。

2 新規取り扱いブランド、ranorのポップアップショップ。

ranorは先週行われたULTRA GEAR MARKETにて遭遇した関西のブランド。
一目見て今までのランニングウエアとは一線を画する技の細かさや遊び心に感動しました!

ranorを代表するタイダイランニングTシャツでは吸汗速乾性があり、2ウエイストレッチも効いたアクティビティ対応素材を職人が1点づつ手染めしているため、自然な色ムラとシワ感が半端なく表現されています。

ブランドを手がけているのはトレイルランナーの秦公章さん。早速インタビューしました。

棟朝:ranorのものづくりはとても手が込んでいて、経験の積み重ねが必要だと思うのですが、秦さん今まではどんなお仕事をされて来たのですか?

秦:専門学校卒業後、メンズアパレルにてデザイナーとして物つくりに関わらさせて頂き
生地、染め、縫製、パターン等、服作りの楽しさを学んだ後、2008年に独立。
2017年5月より趣味であるRUNラン、トレイルランブランドranorをスタートしました。
物づくりに関しては、これまでのアパレルでの経験を生かした、特殊染、
オリジナルプリント、機能性デザインを特徴にフィールド、レースでのテストを繰り返して商品化してます。

棟朝:普段のアクティビティとしてはどんなことをされているのですか?

秦:走り初めて7年目です。3年程前はレース、レースで毎月レース出てましたが、昨年は6レースでした。
最近は、ロード→フルマラソン、100KM、各1回、トレイル3~4レース出てます。
今年は、初の100マイルUTMFがあるのでそろそろ準備を考えております。
普段は、ロード、トレイル(主にダイヤモンドトレイルたまに六甲)で200K程度走っております。
今は寒いので帰宅ランもしなくてほとんど週末に走ることが多いです。
3月入ったら帰宅ランはじめようと思ってます。

棟朝:ranorのブランド名の由来とテーマについて教えてください。

秦:ラテン語でrana(カエル)+ventor(競技者)=ranor
カエルのように、水中、陸上、山、を泳ぎ、跳ねる、飛ぶ、多様性のあるウェアーをイメージしてのranorです。

棟朝:あ、カエルだったんですね!マークに入ってるキャラ!
ありがとうございました。

ranorポップアップショップ 2/10-26
本日より取り扱いの始まったranorの主な商品を色サイズも豊富に見れるポップアップショップ。
秦さんの繊細な手仕事と遊び心の賜物を是非お手にとってご覧ください。

ということで、今週末はALTRA試走会とranorポップアップショップ。
奮ってご参加くださいませ。

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ALTRA新作 試走会を今週末開催!

ランニングがハイシーズンに差し掛かる中、本日はALTRAから2モデルが入荷しました。
今週末は新入荷モデルの試走会を開催しますので、ぜひ御参加下さい。

ALTRA新作試走会開催!!
2月10日から12日の週末は店頭にてALTRAの新作DUOとESACALANTEの試走会を開催します。
サイズ別の試走シューズを用意しますので、適切なサイズで着用感を試せます。

本ページでは新作DUOをご紹介します。

DUO
外観は明るいブルーにイエローをさした爽やか配色が目を惹いて春ランの気分を上げてくれます。
見た目から軽そうです。

DUOのポジションはマックスクッションのニュートラルモデル。
ALTRAのマックスクッションシリーズの中でも最軽量です。

厚みのあるソールは履いてみると柔らかすぎず、適度な硬さ。
長距離走で疲れをしっかりバックアップしてくれます。

アッパーはメッシュの面積が広いのが特徴で、軽量化をはかるとともに通気性が抜群。
フレームとメッシュのバランスが優れているようで、薄いのに立体的なフォルムがしっかり保たれています。

ALTRAならではのつま先が広いフットシェイプは健在。
足の指を開いてしっかり踏ん張れるので疲れのきにくいはき心地です。

くるぶしをホールドするパッドが内側に入っているので適切なサイズではくとかかとが安定します。


DUOはスピードの出せるクッションシューズとしてマラソン、ウルトラマラソンを走るユーザーにおすすめです。

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