月別アーカイブ: 2019年6月

T8 通気性とフィット感が際立つランパン

ゴールデンウイークのとある晴れた日、一人の外国人がお店に立ちよりました。
彼は出走したUTMFが雪で中止になった事で時間ができたので、都内のランニングショップを検索してたどり着いたとのこと。
香港から来ており、昨年からランニングウエアを作り始めたというのでサンプルを送ってもらったところ、クオリティの高さにビックリ!
注文した商品が今週ようやく入荷しました。

ブランド名はT8。
目下のところアイテムはアンダーウエアとランパンの2型のみ。
目指すところは蒸し暑いアジアのトレイルランニングをどうにか快適なものにする事。
商品にはブランドロゴとともにTYPHOON WEARと綴られてあり、アジアを感じさせます。

Men’s Sherpa

78gsmという極薄なことから通気性が良く、現在コネクテッドに入ってるもので最も涼しくはけます。
ストレッチがよく効き裾にスリットも入っているので足上げもとてもいい。

もう一つの特徴はウエスト部分全周につけられたストレッチメッシュのポケット。
4つのパートに区切られておりスマホ、鍵、ジェル、財布からペットボトルまで走り出すのに必要なものが全て入っちゃいます。

自分も試してみたのですが、ウエストポケットの固定力がしっかりしてるので揺れが少なく、ペットボトルを入れて快適に走れました。炎天下ではバッグを身につけるだけで汗ばむので、ランパンだけで走れる身軽さは他に替え難いです。

Men’s Commandos

アンダーウエアは通気性かフィット感のどちらを重視するかの選択を迫られることがほとんどですが、Men’s Commandosは全体がストレチメッシュでできており、何も妨げのないような通気性の良さと自然なフィット感が両立。

重量40gとフルレグアンダーウエアの中では世界最軽量の部類に入り、生地の内側の縫い目を無くして肌のスレを極力防いでいます。

2つのアイテムを合わせてはくと、今までにない通気性とフィット感の良さを味わえるのがT8。
ウルトラランナーがつくるウルトラランナーを満足させるためのギアブランドの国内初上陸です。

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DMRC グルランからうまれたキャップ!

代官山マウンテンランニングクラブ(DMRC)ということでグループランを毎月行ってますが、そろそろクラブとしてのトレードマークが欲しいと思い立ちまして、グルランに来ているFRANK AND MORRISさんに相談したところ、ほんのり懐かしげな雰囲気が漂うマークが上がってまいりました。

マークが出来上がったことで、第一弾アイテムはこれを大きくあしらったランニングキャップにしようとVelo Spicaさんにコラボをお願いし、雰囲気を活かしながら試作を重ねて仕上がったのが本作。

DMRC × velo spica CLASSIC MESH CAP

綺麗な丸みを帯びた帽体にマークを刺繍。白黒2色展開。深めの被りで人を選ばず、クラシックなベースボールキャップのようなフォルムです。

フロントの素材には杢調の風合いがあり、速乾性に優れ、シワになりにくい素材を使用。
ツバと汗止めバンドにはクールマックス使用で、夏場のランニングでも額の汗を乾かしてくれ、目元に垂れるのを防ぎます。

芯の柔らかなツバは簡単に立ちやすい仕様、ポケットにも簡単に突っ込めます。
サイズアジャスターはゴムベルト留めなので長時間被っても疲れにくい装着感。

ツバの短さにもこだわり、下ろせば山中で視界を狭めず、適度に日差しを遮る程よいバランスに調整しました。

後ろに被ってヘッドライトもスムーズに装着できます。

グループランで集う多くのランナーの意見を聞き、自身の経験も生かして製作したのがDMRC CLASSIC MESH CAP。
仕様は実戦向けですが、ほんわかデザインなので、普段使いやゆるジョグから使えるカジュアルキャップでもあります。

ちなみに今度の火曜日、6月25日もグループランを行います。
タイムテーブルは7時30分集合20時出発
コースは原宿から表参道を抜けて南青山に向かう8km弱のスロージョグの予定です。
よかったらご一緒に走りましょう!

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終日雨の大会でも使えた実戦アイテム3

先週は八重山トレイルレースに出走してきまして、一日中雨という厳しい状況でした。
毎回大会では色んなアイテムを試してますが、今回役立ったものを3つご紹介します。

3layer Reflect Logo Cap/MMA

3レイヤーでシームテープ貼りの完全防水をうたうキャップ。半信半疑でしたがこれが使ってみて大正解でした。
素材に透湿性があり、気になっていた蒸れは全くなくしっかり防水。頭が濡れて冷えると眠くなりやすいので違いが出ます。唯一ツバの付け根の縫製だけがテープ貼りできない箇所で沁みましたが即乾して問題なし。

基本前被りにして、長めのツバのおかげで雨や汗が目に入ることなく、メガネも全く曇らなかったので安全に視界を確保できました。

Yari Jacket (NeoShell KB) /Teton Bros

完全防水でありながら抜群の透湿性で運動時の蒸れを感じさせないほどに快適にしてくれるマジックのある素材がNeoShell。プルオーバーのみの商品化でしたが、今年ついに体温調整しやすい前開きで発売されたのがYari Jacketです。
トレイルランナーの間ではWindRiverHoodyが走れるシェルとして定番ですが、先週のような7時間降られっぱなしだと心もとないもの。ヘヴィレインでも快適に走り抜くためのギアを選ぶならコイツが正解です。

マットなネイビーブラックはタウンのレインウエアとしても使いやすいデザインです。

SENSE RIDE2 GTX® INVISIBLE FIT

SENSE RIDE2は今年リニューされたサロモンの主力トレランシューズ。これに世界初のメッシュとゴアテックスを貼り合わせたテクノロジーを投入したのがGTX® INVISIBLE FIT。
通気性がいいのに完全防水という贅沢な快適性を得られます。

長雨の大会だとアフターランにはシューズを替えたくなるので、自分はアフター用にコイツを持参。
全身泥まみれの汚れを落とした後の温泉上がりには濡れたくありませんから完璧でした。

雨天の対策に関しては本編だけでは書ききれませんが、思いつく限りの策を講じて、死角を一つづつでも無くしていく地道な準備が本番では生きてきます。準備段階から試合は始まっていると心得て、大会を楽しみましょう!

LunaSandals 裸足感覚で走れるサンダル

今年は真夏日が早く来たせいか、もう裸足で過ごす日が増えてますがいかがでしょう?
今週は裸足感覚で走れるサンダル、Luna Sandalsに新たな選択肢としてOso Flacoが入荷しました。

Luna Sandals
Luna Sandalsはノンフィクション「ボーントゥラン」に登場するメキシコのタラウマラ族が履いていたタイヤを削ったサンダルを進化させて2010年に誕生。
裸足に近い感覚で長距離を走れるサンダルとしてウルトラトレイルランナーから関心が高まりました。
そして今でもシアトルの工場でハンドメイドで生産されている逸品です。

Winged Edition
Luna Sandalsは今年ストラップのウイングがリニューアルされ、Winged Editionにアップグレード。
両サイドに調整用のウイングがついたことで履いたままフィット感を調整できるようになりました。
ストラップが地面と擦れないことで、耐久性も格段に上がっています。

Mono
Monoはルナサンダルの中で最も厚いビブラム社の「モルフレックスソール」を採用。
クッショニング性能に優れながら、軽量性も確保しています。
ぬかるんだ山道・ゴツゴツした岩肌・硬いアスファルト・砂浜など様々な場所に対応。
初めてLunaSandalsを履かれる方、オールラウンドで使えるものをお探しの方におすすめです。

Oso Flaco
Oso Flacoはシリーズの中で最もアウトドア向け。
山でも川でも全く滑らないと言っても過言ではないくらい滑りにくい『Vibram社製のメガグリップ アウトソール』を採用。
薄く、硬めのソールはぎっしりした密度感がありながら軽量化に成功。
トレイルランニング、ハイキング志向の方におすすめしたいモデルです。

2つのモデルはソールのみ異なり、デザインは全く同じ。
並べると厚みの違いがはっきりします。

LunaSandalsの特徴は足首を周ってホールドする優れたストラップによって、脱着しやすいのにフィット感が抜群なこと。
これによってばたつくことなく軽快に走れます。
しっかりしたソールとフィット感はケガ防止にも役立っています。
走るときにはフォアフットまたはミッドフット着地がおすすめ。
サイズ感はジャストめを選択されることがおすすめです。

高い露出度は通気性、快適性が高く一度はきだすと病みつきになる方が続出しているのがLunaSandals。
ランニングやハイキングのアフターにリカバリーサンダルとしてはかれる方も多いです。
私も今年からはき出したクチですが、もうすっかり虜になってしまいましたよ。
まだの方も今年ルナサンデビューしてみませんか?

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