冬到来、目的別ランニングスタイル

本日の東京は気象庁発表で最高気温が8度。いよいよ冬の寒さがやってきましたね。
来店者からも最近は冬に何を着て走るのが良いか?というご相談が目立ってきました。
走るにはこの季節が一年で一番走りやすいといえますが、体温を奪われることは疲労につながりますので体温調節しやすいウエアリングは必要。

最近入荷したアイテムを中心に冬のランニングスタイルをピックアップしてみました。

走れるウインドシェルは通年アイテム

冬のランにウインドシェルを羽織るのは最もベーシックなスタイル。
しかしながらウインドシェルは多種多様な製品が出ていて、いざランニングに適したものを選ぶとなると以外に少ない事に気づきます。
ポイントとなるのは生地感、走り出すと暑くなるものが多く、薄くて高機能なものを選ぶのが良いでしょう。

Radcliffe Parka/Eldoreso
Cierpinski Shorts/Eldoreso
Advent Boneman Tshirts/Eldoreso

EldoresoのRadcliffe Parkaはエリートランナーへのヒアリングから生まれたラン専用アイテム。
フロントにダブルファスナーを使用、脇と背中にベンチレーションを装備しランの蒸れを逃す能力が抜群。
Mサイズで約130gは超軽量の部類に属し、小さく丸めてランパンのポケットに入るので状況に応じた脱着がしやすい。生地は撥水性があるので不意の雨にも安心です。
冬は寒風を防ぎ夏は雨の日の出走の必須品となるので、ロードからトレランまで通年アイテムとして機能するスタイルです。

使い勝手に優れるランニングロングパンツ

ランパンと同じ素材でできた走れるロングパンツはここ2 3年で定着してきた新カテゴリー。
素肌を露出させないので体温を保持し、動きやすいものも開発されてきたので大いに活用したいところ。
大会への移動でランパンの上に履いたり、トレランでは枝などの怪我防止、街ランでお店に立ち寄りたい時など汎用性高く使えるのが魅力です。

9pocket Crazy Running Long Pants/MMA
TMRC Ventilation Stretch Hood Jersey/MMA
Hello Mesh Cap/MMA

MMAは業界でもいち早くロングパンツを提唱してきた経緯があり他社と比較しても頭一つ秀逸。
最新の7ポケットロングパンツは、前面に防風生地を使い寒風を遮り、後面にストレッチ性の良い生地を使った事で足上げもスムーズ。
腰の部分の3連ポケットが非常に良くできていて、大きなスマホ、鍵、財布などの収納力と出し入れのしやすさが抜群です。

長時間のランにはインサレーション

真冬に向かうに連れて気温はさらに下がる傾向にあるので、ランニングにおいても保温性が求められるところ。
インサレーションは動的保温性を取り入れたものがおすすめです。
これはウエア内の必要な箇所だけに保温素材を配置し、軽量で過熱を防ぐ素材を使用する事で運動時の体温調節を容易にする取り組み。
これによって走っても寒くない快適状態が維持でき、止まっ時には冷えを防いでくれます。

Run with Octa/Teton Bros
TSUBAME RUNNING LONPAN2/FRANK AND MORRIS
ESCALANTE RACER/ALTRA

Teton BROSのRun with Octaは動的保温の筆頭アイテム。
裏返すと胸、腹、上腕など寒さを感じやすい箇所だけに保温素材Octaを使用。
Octaは肌触りが良く軽量、ヒートアップを防いでランニングを快適にしてくれます。
この組み合わせは伊豆トレイルジャーニーなど長時間に及ぶウルトラトレイルにも最適。

高強度ランにはタイツ

タイツ、スパッツ類はロードランニングの定番アイテム。
肌に密着するので寒風を防ぎ、動きもスムーズなので使いやすい。
ランパンと組み合わせて着用するのが男子では多いですが、今年あたりは一枚ではくランナーが増えてきました。
そうなるとデザイン的にも良いものを選びたくなりますね。

Pace Anorak/SAYSKY
SHUDDER TIGHTS/Endorphin
HEAD WRAP/Endorphin

Endorphinのタイツはキャッチーなデザインが使いやすいアイテム。
メンズレディス共に腰にポケットを内蔵してるのが他にない特徴で、一枚で履いたときに便利です。
膝裏や股下にはベンチレーションを配し適度な着圧感が筋肉のブレを防いでくれるので、スピードが乗ってきた時の過熱を防止。
高強度のトレーニングからフルマラソンまで対応するスタイルです。

まとめ

冬のランニングでは保温性の高さより、軽さや動きやすさがポイントに。
時間帯や日差しによって寒暖差があり、止まった時とトップスピードでは体温も変わってくるので、柔軟な対応ができる組み合わせを選びましょう。

良いランニングを!