プレートがランを弾ませる Endorphin

代官山周辺では桜も満開に近づきつつあり、寒暖差はありつつも気温が上がってきたのでとてもランニングしやすい季節となってきました。
来るべき大会の再開に向けて走力を向上しておきたい所ですが、日常のジョグに加えるべきはスピード練習ですね。
そこで今週発売になったのはEndorphin ProとSpeed。
サッカニー初の厚底ランニングシューズです。
スピ練をこなしやすくするための強力なモデルになりますので、
幾つかの項目にわけてそれぞれの特徴を見ていきたいと思います。

デザイン


黒ベースに蛍光色というド派手なカラーリングはカラーは今回限りの限定色であるフューチャーブラック。
Endorphinシリーズ自体昨夏から始まってまだ3回目の発売ですが、全て限定カラーで広告を全く打たないまま完売が続いているので知る人ぞ知るという存在になっており、まだ人とかぶりにくいのは良いですね。
左端がProで真ん中と右がSpeed。シューレースの色が異なるのとサイドのラインにProは斜線が入っています。

プレート


Endorphinの企画のキモはミッドソールに入ったプレート。
Proは軽量かつ耐久性に優れるカーボンプレートをフルレングスでミッドソールの間に搭載。
横から見るとつま先にかけてS字型にソールが屈曲していて、ここが着地時の衝撃を推進力へと変換しやすくしているのがエンドルフィンならではのテクノロジー。
実際走ってみると確かにこの前足部分の反発が分かりやすく、楽しいインパクトがありました。

Speedは半硬式のナイロンプレートを搭載しており、走行感としては跳ね感というより沈み込まずふわふわせず地面からの反発力を得られます。
柔軟性に優れるためより足への負担も軽く、走力や筋力がさほど強くないランナーでも走りやすい設定です。

アッパー


Proは徹底した軽量化、強度の高いランによる熱を逃がすためアッパーには単層のメッシュを使用。画像で見ても透け感が分かります。

Speedはより安定性を重視して多層のメッシュを使用。かかとも強化されているのでがっちしりたホールドを得ることが出来ます。

着用感


Endorphinシリーズのサイズ感はニュートラルで狭くなく広くもなく。つま先が尖っているわけではないので多くの方が現在使用されているものと同じサイズ指定で問題ないと思われます。
プレートの硬度が異なるためProよりSpeedの方が少しだけゆったりした着用感になります。
両モデルともナイキのプレートモデルと比較した場合かかとのホールド感が明らかに優れて安定性が高いのがEndorphinシリーズの特徴。
ドロップも8mmと極端ではないので、フォアフットでなくても履きやすいのも嬉しい点です。

用途


Proはいわゆる勝負靴、レースシューズであり、Speedはそのためのスピード練習用シューズというのが分かりやすい区分けにはなります。
しかしながらEndorphinの特徴は人を選ばない履きやすさにありますので、走行感の違いは各自のスタイルに合わせて選べばよいと思います。

まとめ

走力の向上には欠かせないスピード練習をより走りやすくするために、2種類のプレートを提案したEndorphinシリーズ。
カーボンは前足部の跳ね感がファンタスティック。
ナイロンは軽い負担で地面から推進力を得やすい安定感が魅力。
いずれも追い込むことがクセになりそうな快感を用意してくれる懐の深いパートナー。
オーバートレーニングこそ気をつけたくなるシリーズです。

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ウルトラトレイル対応 CloudUltra

国内最大の大会であるUTMFの開催判断を17日に控え、彩の国や王滝はあっというまに締め切り、ハセツネ30kや青梅高水は開催などトレイルランニングのシーンはウルトラトレイルをコアとして熱が高まっています。
ランナーはギアの仕込みに余念がないと思いますが、今週はOnから久々のトレイルの新モデル、CloudUltraを入荷しました。
雑誌RUN+TRAIL最新号でもUTMFにもっとも適したモデルの一つに挙げられた実力派の素顔を今回は掘り下げて見たいと思います。

オーバービュー


OnのトレランシューズはオールラウンダーのCloudVenture、急峻な登りや下りの攻略に特化したCloudVenture Peakがラインナップされており、今回のCloudUltraは長距離、ウルトラトレイルに対応したモデル。
これでOnとしてトレイルランニングのコースを一通りカバーするレンジが出来上がったことになります。
機能でもデザインにおいてもCloudTecといわれる中空になったクッションパーツが2重に配置された厚底が迫力のある特徴。
ドロップは8mm。
重量はUS8.5で295gと厚底としては比較的軽めなのは扱いやすいところです。

ダブルクッション

クッションパーツであるCloudTecはヘリオンという軽量で反発性の高いオリジナル素材を使用。
これを2層構造にすることで衝撃吸収性を高めたことがCoudUltraのコアテクノロジーです。
定番的な人気を誇るCloudVentureは、反発性重視のはき心地で多くのファンを獲得していますが、CoudUltraは衝撃吸収力の高いクッション性が感じられるはき心地。
より長距離を意識したセッティングで足の疲労を和らげ、下りの路面の突き上げからも足裏をガードしてくれます。

フリップリリース

アッパーはサンドイッチ構造の2層メッシュになっており耐久性と通気性に優れた仕様。
特に内側の層が靴下構造になっていて、足を入れるときはタイトなのですが入れてしまえば締まりが良く砂利の侵入を防いでくれグッド。フィット感があるため足の指のしめつけなどもきつすぎす快適です。

CoudUltraの特徴的な機能がシューレースにつけられたフリップリリース。
ランが長時間に及び足がむくんでサイズ感がきつくなったときに、片手でこのフリップリリースを反転させると締め付けを緩められるというもの。
これは紐を結びなおしたりする手間が省け、疲労を和らげてくれるので、あると嬉しいランナー目線のアイデアだと思いました。

アウトソール


アウトソールは細かなスタッズを多く備えたパーツを採用。
UTMFなど岩肌もある路面では食いつきがよくなり、力を逃さず地面に伝えてくれます。

まとめ

私個人としてはトレイルシューズはALTRAを多く履いていたのでCloudVentureはハードで履きこなせなかったのですが、CoudUltraならいける感じで買いました。
今年は後半のレースで100k完走を目標としており、コースは林道やロード率が高くなることや、スピードより疲れにくく長く走れる安定性を必要としているので総合的に強い味方になってくれると期待しています。

興味を持たれた方は是非店頭で試着して見てください。

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STAMP ポップアップショップ開催!

明日よりSTAMPのポップアップショップを店頭にて開催します。

STAMPは昨年の秋より各地のショップで展開を始めたばかりのランニングウエアブランド。
しかしながらブランドを運営する母体となるサンボルトさんは、サイクルウエアの世界で10年のキャリアがあり、全国的に見ても指折りの存在であることからスポーツウエア制作においては素材からデザイン、機能性まで精通したプロフェッショナルカンパニーです。
関西のブランドで、近隣の裏山を走り始めたことからトレイルランニングに目覚めたということで、アウトドア映えする明るい色使いとちょっとかわいいグラフィックに目利きのランナーが注目。
スタッフのみなさんが猫とビールが何より好きというユニークな嗜好性がそこかしこに反映されてるのも愛着が湧きます。

そんなSTAMPの現在展開しているアイテムをメンズレディース全て見れる関東では初の機会が今回のポップアップショップ。
ウエブではわかりづらいサイズ感なども確認できます。

みなさまどうぞこの機会をご利用くださいませ。
お店にてお待ちしてます!

STAMP ポップアップショップ
2月20日より28日まで

なお21日日曜日は大会参加のため臨時休業となります。
お間違えのないようお願い申し上げます。

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ALTRAでランを始めるならRIVERAから

春を思わせる日も出てきて、寒いながらも一年で一番走りやすい季節になってきました。
在宅続きでそろそろ身体を動かしたい方、筋トレにハマって有酸素を取り入れたい方からトレランのシーズンに向けて走り込みを意識してる方まで今は目標を定めてランニングを始めるにはとても良いタイミングです。

あなたがもしこれからランをはじめたいと思っていて、ALTRAが気になるならRIVERAは最適なモデル。
もちろんALTRAにこだわらない方も大歓迎ですよ!

RIVERA

ALTRAは立ち上げから10年を経ても毎年斬新な機能を開発投入している活発なブランド。
RIVERAはALTRAがここ数年発表した新機能を全て盛り込んだ意欲的なモデル。
よってRIVERAはALTRAのロードシューズ最新形をキャッチできる格好の存在といえます。

快適性

RIVERAは25.5cmで197gとロードシューズの中でも超軽量。
アッパーはエンジニアードメッシュを使用しており通気性が抜群。
ロードシューズの定番ESCALANTEのエンジニアードニットと比較するとより軽くてしなやか。
このためか甲の幅はALTRAのなかでは広くない方になります。ただ今まではかれてるものからサイズ変更を検討するほどではないといった印象です。
ニットがカジュアルな雰囲気なのに対してメッシュはよりスポーティ。
多用途性を求めずただ走るためだけに設計されたシンプルな快適性がRIVERAの身上です。

回る

ALTRAは全モデルがゼロドロップを採用。つま先と踵の高さがフラットで、裸足に通じる自然な足運びができる事が多くのファンを魅了しています。
しかしながらこれは傾斜がない分前方向への蹴り出しには足に負担がかかり、慣れが必要だったのですがRIVERAではこれを解消。

蹴り出した時にソールのつま先部分がグッと傾斜して足がとても良く回ります。
自然とミッドフットやフォアフットの着地がよりとりやすくなり、足取りとしても軽く感じられるのがRIVERAです。

弾む

RIVERAのクッション、いわゆるミッドソールはALTRA EGOを採用。
ALTRAのクッションはこれまで着地重視で沈み込みの良いものが主流でしたが、前述のように蹴り出しの負担が少なくなってきたため、新モデルは反発力の高いALTRA EGOが主軸になって来ました。

蹴り出しに優れ超軽量なRIVERAとALTRA EGOの相性は半端じゃなくて本当に良く弾みます。
この弾み感はALTRAのロードシューズの現行ラインの中でも最高です。

まとめ

RIVERAはALTRAがランニングにおいて今何を心地よいとしているかを感覚的に掴みやすいモデル。
ポジションとしては、ただ走るために選択したら満足を得やすいシンプルな性格。レースのためのとっておきの勝負靴というより、多くの時間をさくことになるトレーニングを重視しているので、疲れにくい走りやすさが前面に出た快作です。
この軽快なシューズを手にしたら今年の春のランは一段と身近なものなることは間違いなしです。

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ロングパンツで移動をランにする

最近、自分も含めてですけど、外出の移動そのものをランにしてるような方を多く見かけるんですがどうでしょう?

通勤しないから通勤ランはなく、トレーニングのためだけの街ランでもない。陽の暖かい時間の外出を人と過ごしたり、用事を済ませたりする時にランで移動すると、程よい運動になり電車にも乗らなくていいからいいことづくめ!

自分は通勤がありますが、通勤ランとまで張り切らなくても電車に乗らずにウオークにするだけでも脂肪燃焼になるので、日々の移動をラン&ウオーク中心にしたら体重管理がよりしやすくなりました。

こんな時のウエアとしては動きやすくて汗冷えを防げるバランスを重視してウインドシェル、ロンT、バックパック、ランニングロンパンなんかがいいですね。

個人的にはこんな動き方をタウンユースとランニングをかけてタウンランニングと呼んでます。

さて、今週入荷してきたのはFRANK&MORRISのロンTとロンパン。この流れに符合するとても良い組み合わせでした。

今回はロンパンに焦点をあててご紹介します。

LIGHT LONG PANTS

FRANK&MORRISのパンツといえば薄いジャージタイプのTSUBAME LONPANが定番となっていますが、今回はランパンによく使われる生地を使用したアイテム。

ジャージはラン専用と見ると良いですが、ランパンの生地は風を切りやすく、生地が丈夫なのでポケットに物を入れやすく広い意味で移動に向いてます。

素材

素材には東レのPrimeflex®を使用。
軽量でよく伸びシワになりにくい、肌側に細かい凹凸があることで汗がベタつきにくいのが特徴です。
テカリのないマットな風合いで吸汗速乾性も抜群。
TSUBAME LONPANとの比較では185g(Mサイズ)と超軽量なので、ロンパンを履いてることを忘れてしまう身軽さが快適。寒風をほどよく切ってくれるので走り出しやすく、体が暖まった時の熱のハケ具合も優れています。

6ポケットの収納力

このパンツのもう一つの特徴は、見た目シンプルでも6ポケットと収納力があること。
両サイドに前ポケ、サイドポケ、バックポケと3つが並び、手の向きを変えるだけで使い分けられるのは履いてみてわかった良さでした。
よく練られていますよ、ココ。


バックポケットはファスナー付きで内袋がメッシュになっているためベンチレーションを兼用。ベーシックな仕様が街使いで財布を入れても良い汎用性をもたらします。

サイドポケットはFRANK&MORRISならではのオリジナリティ。
ジェルはもちろんのこと大きなスマホも固定できて揺れないのが秀逸。出し入れがしやすく座ってもお尻に干渉しません。

フィッティング

ヒップから腿にかけてはマチを大きく取って可動域を確保。足上げで膝がひっかかる心配も無用でした。
ひざ下は程よく細くなったシルエットはバランスの良い美しさ。
私は175cm53kgですが、結構細身なのでロンTはSを着てますがパンツはMを着用しています。

まとめ

FRANK&MORRISのLIGHT LONG PANTSは基本的なランニング性能が高いことに加えて、デザインや収納力に優れていることから汎用性高く使えるロングパンツ。

トレーニングからトレランはもちろんこと、街をラン&ウオークで移動するタウンランニングにも最適です。

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完全防水ALTRA LONEPEAK ALL WEATHER入荷

冬のランニングでは風を通しやすいシューズでは足元が冷えすぎることもありますね。
天候が荒れた日には冬ほど足元が影響を受けやすいので防水性の高いシューズを求めるなら今が適切な時期かもしれません。
今週ご紹介するのはALTRAが完全防水全天候対応をうたうLONE PEAK ALL WEATHER LOW。
難易度が高いと言われる防水分野にガチで取り組んだトレランシューズです。

全天候対応完全防水

LONE PEAK ALL WEATHER LOWは今までのLONEPEAK RSMの流れを引き継ぎながらも全く新しいモデル。
ベースとなっているのはこれから発売されるLONEPEAK5のため多くの利点を備えています。

インナーに防水性だけでなく透湿性も高めたeVentを採用。
防水シューズは3月をすぎると蒸れて履けなくなるという欠点をカバーするにはeVentは格好の素材。梅雨の季節など通年使用を見越した配慮です。
さらにソールからシュータンまで足を包み込むソックスのように縫製するブーティ構造にしたことで防水性を一段と向上。
素材が良くてもちょっとした隙間から入る雨水で靴の中が濡れてしまう弱点を克服しました。

つま先の補強

ALTRAの一部のトレランシューズではつま先が剥がれるという報告が上がっていることを受けて、つま先を接着に加えてソールのラバー部分を直接縫い込んでいます。
水の侵入を防ぐ面からも大切な箇所なのでこれは重要な補強。

クッションを刷新

LONEPEAK5の最大の変更点はミッドソールと言われるクッションがQuonticからAltra EGOに刷新されたこと。
Quonticが沈み込むことで衝撃を吸収する性質だったのに対し、Altra EGOは反発性が特徴。着用感が柔らかくなり、キックに対してより弾むような履き心地になりました。
平坦や下りなど走れる路面での走行感がよりスムーズになります。

アウトソール

アウトソールはラグをやや浅くしてこれまでよりランニング性能を向上。
引き換えになると言われるグリップ性能に関してはコンパウンドの変更によって従来とほぼ変わらないものに仕上がりました。

まとめ

ALTRAのLONEPEAK ALL WEATHER LOWは、通気性と防水性を両立させたeVentをブーティ構造で採用したことで通年で防水性高く履けるモデルとして完成度されました。
クッションを刷新したことでランニング性能も格段に向上。

防水シューズが難しいのはまず水の侵入を防ぐこと、ベースモデルとの比較では暑い、硬い、重い、サイズ感が窮屈になるなど不快な要素が多いからですが、これはどの面から見ても問題ないハイレベル。

私も早速個人的に買いました。

悪天候時のトレランやハイキングはもちろんのこと、デイリーとしても備えておいていざという時に役立つ一足です。

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ランニングフォーム練習会 DMRCマスターコース開始

DMRCマスターコースとは?

代官山マウンテンクラブ(DMRC)では2018年よりグループランを始めました。
グループランはフリーのみんなと楽しく走るランナーの交流会です。
しかしながら、毎回多くのランナーと話す中で共通する悩みがあることに気が付きました。
怪我をしないでもっと楽に走れたらランニングを楽しめるのに、いったいどうすればいいのだろう?

これを受けてDMRCではこの悩みを解決すべく、プロのコーチを招いて様々な角度から走力をアップさせるプログラム、DMRCマスターコースを始めます。

美しく走る

Vol.1はランニングの基本となるフォームをマスターするコース
コーチは日本一ランニングフォームが綺麗なコミュニティFLAT Running Clubを率いる西岡賢一さん。
西岡さんは「全てのランナーを痛みから解放する」ことをミッションとして掲げFLAT Running Methodを開発。

無駄のない動きは美しい
美しい走りには笑顔があふれる

このコースのゴールは「美しく走る」です。

良かったらあなたも一緒に身につけませんか?

練習環境

DMRCマスターコースではメソッドを取り入れやすくするための環境を整備。
1.3ヶ月単位のコースメニュー
3ヶ月単位のメニュー構成によってフォームの調整を順序よく継続的に行います。
グループレッスンはクラスメイトからも学べ、楽しく練習しやすくなります。

2.ワンオンワンを重視
最初にヒアリングを行いカルテを作成
セッションではワンオンワンの時間を重視
毎回個別に動画を撮影し進捗を確認
あなたにとっての自然なフォームを目指します。

募集要項

お申込み単位
2022年4月〜6月の3ヶ月
月2回 計6回のメニュー構成

料金
12000円+スポーツ保険2000円+システム利用料221円(共に税抜き)
申し込みはモシコムから

日程
練習時間 AM9:00~11:00

4月
16日(土) 30日(土)
5月
7日(土) 22日(日)
6月
4日(土) 19日(日)

会場
駒沢公園

コーチプロフィール


西岡賢一

日体大駅伝部出身。
兵庫県の淡路島で生まれる。
常に自然の中を駆け巡る少年期を過ごす。

休日はヨガスタート。
カフェ巡り好きの29歳。

原 健介氏および水口 慶高氏に師事
パーソナルトレーナーとして都内スポーツクラブで6年の勤務を経て独立

現在はランナーのクライアントを中心に小学生から大人まで、
年間約2000本のセッションを行うランニングトレーナー。

「FLAT Running Method 」を考案し、
怪我をせず楽に走れる方法を発信している。

主な実績
トレイルランニング
2019 Mt六甲トレイルラン
10km +D320m 優勝

トライアスロン(Olympic Distance )
2時間28分34秒

ハーフマラソン
1時間5分56秒

こんな方におすすめ

1.タイム、順位よりもとにかく楽しく、楽に、痛みなく走りたい方。
→結果的には速くなります。

2.ランニングを「楽しむ!」というマインドでやっている方。
→仲間と走り、共に成長する楽しさ、喜び、達成感!

3.1度これまでのランニングフォームを崩す覚悟がある方。
→こちらは本気です。本気で来てください。

あなたのランニングを変えます!!!

山をカジュアルに遊ぶランウエア STAMP

新年が明けてから3週間がたちましたがいかがお過ごしでしょう?

緊急事態宣言下でも元気にご来店くださる方々とお話していると本当に励まされます。
いつもありがとうございます。

そんな会話から見えてくることは、寒くても晴れの日が多いことから週末に山に行く人が増えた感じ。例年だとマラソンの大会にむけてアップする向きが多いのに比べて今年はトレラン率が高い始まりになったなと感じてます。
山はいろんな意味で解放区になってますね!

さてウエアや小物ではそろそろ新作が待たれる頃合いかと思われますが、
今週はSTAMPから新作がまとめて入ってきましたのでご紹介します。

WATCH OUT!

ロングTシャツは3型入荷。中でも注目はWATCH OUT!

イラストによって森の中を総柄で描いた一風変わったデザインですが、よく見ると猫がそこかしこに書き込まれています。
STAMPは猫好きビール好きを公言してやまないブランドですが、今回はエナジーバーやボトルを持っていてJust Relax…とかDrink Waterとか囁いてくる。

酔ってるのか、寝ずに走り続けて幻覚を見たのかは不明です(笑)

オレンジが差し色になって白地にグレーの線が綺麗。

ロンTは半袖よりワンサイズ大きめになってゆったり着れます。
レディスですとXXSとXSが通常のレディスのSとMくらいです。
カジュアルなデザインなので普段着るときには、インナーを入れて着てちょうど良いくらい。
背中は半袖同様全面メッシュになっており、ランニングの汗をためずに快適に着用可能。

こちらは色使いが綺麗なTRAIL HEAD。
SNSやブログを頼りに新しいトレイルを探し、当たりをつけたら週末にその場所を探しに出かけて行く輩をさすとのこと。いますよね、そんな方。自分もトレラン始めた頃には里山地域に住んでいて小径を辿るのが楽しくてハマっていきましたもん。

STAMP HOODY

今回はウインドシェルも入荷。軽量の防風撥水素材を使用しているので、ランパンやザックのポケットに忍ばせておいてサッと着脱可能です。

ネイビーは背中にネイティブっぽいパターンが同系色でプリントされているのがポイント。着て見るとあまり目立つ感じではなくてさりげなくまとまります。

5POCKET SHORTS

5つのポケットの収納力がすごくて好評だった5ポケットショーツも新色が展開。
着ると見えない部分にはなりますが、腰の部分が発色の良いネイティブ柄になっています。

まとめ

STAMPの新作は山への敷居を低くするカジュアルなデザインが特徴。
重ね着しやすいので普段着感覚で着れてそのままランニングに移れます。

Just Relax…
肩の力を抜いてランニングを、山を楽しむのにちょうど良い提案。

今はマイペースで走りながら一年の旅を気ままに構想することとしましょう!

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アクティビティを自在にこなすワンマイルウエア

2020年はウイルスの影響で多くの人にとって自宅で過ごす時間がぐんと増えたのは間違いないと思います。
このご時世を受けて俄然注目されるようになったのがワンマイルウエア。

家から1マイル(約1.6キロ)ぐらいの範囲で着る服の意。ホームウエアとタウンウエアとの中間的な服のこと。
出典:kotobank.jp/word/ワンマイルウエア

ちょっとした外出だけの為に着替えるのは面倒ですから、近所にでかけてもおかしくないホームウエアが重宝されるのは時代の流れと言えます。

でもランニングをライフスタイルとするものにとってホームからタウンをカバーするだけのワンマイルウエアはさほど食指をそそられるものではないですよね?

今週発売されたMMAのPower Woolシリーズはホーム-タウン-マウンテンをテーマに行動範囲を拡張したスーパーなワンマイルウエア。
2020年のモードを反映した緊急企画品です。

アイテム

今回入荷したのはジップパーカー、ネックウオームTee、ロングTee、パンツの4アイテム。

生地は上品な表情を湛えており、デザインは装飾を排したシンプルなもの。
格段の部屋着になりリラックスにも好適ですが、ちょっとした外出にも対応する洗練されたデザインに仕上がっています。
これに加えて全身運動となるランニングが自在にこなせ、ハイキングでは体温調節に優れたインナーになる機能性を備えたことがMMAならではのホーム-タウン-マウンテンウエアです。

Polartech Power Wool

今回のシリーズに採用されているPolartech社のPower Woolは
肌面がメリノウール、表面がポリエステルからなるハイブリッドな繊維。
メリノウールは天然素材ならではの心地よい肌触りがあり、肌を冷やさない体温調節機能に優れます。消臭効果もあるので臭くならずに着れるのも嬉しいところ。
運動時に生じた汗は素早くポリエステルが吸い上げ外側に拡散するので、肌は蒸れる事なく常時サラサラの快適な状態にキープ。

Tシャツ程の厚みながら、それ以上の暖かさがあり重ね着しやすいのがポイントです。
これによって体温を失わず肌を快適な状態に保てる冬のランニングウエアとしてはかなり理想的なアイテムが生まれました。

スタイル

Tシャツならアンダーにもオーバーにも、ジップパーカーならインナーにもアウターにも、パンツはタイツ使いが可能となるのが今回のシリーズ。
Power Woolで重ねる暖かさは倍以上になるので興味のある方はお試しください。

まとめ

MMAの最新シリーズは、ホーム-タウン-マウンテンをテーマに行動範囲を拡張したスーパーなワンマイルウエア。
ランニングをはじめとしたアクティビティをライフスタイルとするものにとってはヘヴィロテで着たくなるアイテムといっても過言ではありません。
おまけに消臭効果があって臭くならないので、自分も今週はすっかりはまって毎日着てしまいまして要注意です。

自分も一着入手したら早朝ジョグから夜のリラックスタイムまで着たままになり、臭くならないことから何日も着続けてしまいました。無精者には要注意です(汗)

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冬到来、目的別ランニングスタイル

本日の東京は気象庁発表で最高気温が8度。いよいよ冬の寒さがやってきましたね。
来店者からも最近は冬に何を着て走るのが良いか?というご相談が目立ってきました。
走るにはこの季節が一年で一番走りやすいといえますが、体温を奪われることは疲労につながりますので体温調節しやすいウエアリングは必要。

最近入荷したアイテムを中心に冬のランニングスタイルをピックアップしてみました。

走れるウインドシェルは通年アイテム

冬のランにウインドシェルを羽織るのは最もベーシックなスタイル。
しかしながらウインドシェルは多種多様な製品が出ていて、いざランニングに適したものを選ぶとなると以外に少ない事に気づきます。
ポイントとなるのは生地感、走り出すと暑くなるものが多く、薄くて高機能なものを選ぶのが良いでしょう。

Radcliffe Parka/Eldoreso
Cierpinski Shorts/Eldoreso
Advent Boneman Tshirts/Eldoreso

EldoresoのRadcliffe Parkaはエリートランナーへのヒアリングから生まれたラン専用アイテム。
フロントにダブルファスナーを使用、脇と背中にベンチレーションを装備しランの蒸れを逃す能力が抜群。
Mサイズで約130gは超軽量の部類に属し、小さく丸めてランパンのポケットに入るので状況に応じた脱着がしやすい。生地は撥水性があるので不意の雨にも安心です。
冬は寒風を防ぎ夏は雨の日の出走の必須品となるので、ロードからトレランまで通年アイテムとして機能するスタイルです。

使い勝手に優れるランニングロングパンツ

ランパンと同じ素材でできた走れるロングパンツはここ2 3年で定着してきた新カテゴリー。
素肌を露出させないので体温を保持し、動きやすいものも開発されてきたので大いに活用したいところ。
大会への移動でランパンの上に履いたり、トレランでは枝などの怪我防止、街ランでお店に立ち寄りたい時など汎用性高く使えるのが魅力です。

9pocket Crazy Running Long Pants/MMA
TMRC Ventilation Stretch Hood Jersey/MMA
Hello Mesh Cap/MMA

MMAは業界でもいち早くロングパンツを提唱してきた経緯があり他社と比較しても頭一つ秀逸。
最新の7ポケットロングパンツは、前面に防風生地を使い寒風を遮り、後面にストレッチ性の良い生地を使った事で足上げもスムーズ。
腰の部分の3連ポケットが非常に良くできていて、大きなスマホ、鍵、財布などの収納力と出し入れのしやすさが抜群です。

長時間のランにはインサレーション

真冬に向かうに連れて気温はさらに下がる傾向にあるので、ランニングにおいても保温性が求められるところ。
インサレーションは動的保温性を取り入れたものがおすすめです。
これはウエア内の必要な箇所だけに保温素材を配置し、軽量で過熱を防ぐ素材を使用する事で運動時の体温調節を容易にする取り組み。
これによって走っても寒くない快適状態が維持でき、止まっ時には冷えを防いでくれます。

Run with Octa/Teton Bros
TSUBAME RUNNING LONPAN2/FRANK AND MORRIS
ESCALANTE RACER/ALTRA

Teton BROSのRun with Octaは動的保温の筆頭アイテム。
裏返すと胸、腹、上腕など寒さを感じやすい箇所だけに保温素材Octaを使用。
Octaは肌触りが良く軽量、ヒートアップを防いでランニングを快適にしてくれます。
この組み合わせは伊豆トレイルジャーニーなど長時間に及ぶウルトラトレイルにも最適。

高強度ランにはタイツ

タイツ、スパッツ類はロードランニングの定番アイテム。
肌に密着するので寒風を防ぎ、動きもスムーズなので使いやすい。
ランパンと組み合わせて着用するのが男子では多いですが、今年あたりは一枚ではくランナーが増えてきました。
そうなるとデザイン的にも良いものを選びたくなりますね。

Pace Anorak/SAYSKY
SHUDDER TIGHTS/Endorphin
HEAD WRAP/Endorphin

Endorphinのタイツはキャッチーなデザインが使いやすいアイテム。
メンズレディス共に腰にポケットを内蔵してるのが他にない特徴で、一枚で履いたときに便利です。
膝裏や股下にはベンチレーションを配し適度な着圧感が筋肉のブレを防いでくれるので、スピードが乗ってきた時の過熱を防止。
高強度のトレーニングからフルマラソンまで対応するスタイルです。

まとめ

冬のランニングでは保温性の高さより、軽さや動きやすさがポイントに。
時間帯や日差しによって寒暖差があり、止まった時とトップスピードでは体温も変わってくるので、柔軟な対応ができる組み合わせを選びましょう。

良いランニングを!