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GONTEXテーピング体験グルラン

9月21日はGONTEXさんとコラボしたランニングイベントを行いました。

テーピング体験会

イベントの前半はテーピングの体験会。

GONTEXはアスリートの足をサポートするテーピングメーカー。
伸縮性があって膝や足首、足裏などに貼るもので、これによって各部位が固定されて強度が高まりランニングの障害を起こしにくくなったり、怪我をしてしまった時の応急処置として効果を発揮したりします。
怪我をあまりしたことのない方にとっては縁遠いものなので、ベテランのランナーでも未体験の方もいて、私自身も初体験でした。

参加者は無料でテーピングを受けられるという企画なので、ほぼ全員が気になる箇所で体験。
テーピングを担当してくださった張さんはGONTEXの創立メンバー。
テーピングを知ってもらうために過去10年にわたって様々なスポーツイベントに出向いて一人一人の足を固定してきた方。
その数はおそらく一万人に達するのではないかと思われる足のプロフェッショナルです。

自分は膝と足裏を貼ってもらいましたが、テーピングをすると不思議なことに足が丈夫になった手応えがあってランニングをしても足取りが軽くなり疲れません。
捻挫をして足首をひねったばかりという方も、普通に走れるようになったのでびっくりしてました。
経験者の話を聞くとトレランは坂で足の筋肉を酷使するので特にわかりやすく効き、足つりの予防にもなるとのこと。
自分も今度山で試してみようと思います。

Instinctポップアップショップ

当日同時開催したのはフランスのトレイルランナーが開発したランニングバックパックのブランド、Instinctのポップアップショップ。
こちらはGONTEXが代理店をになって10月から日本で本格的な展開を始めるものです。
トレイルランナーが開発しただけあって、アウトポケットが多く装備されたデザインはカラーリングも含めて斬新。
容量の展開も多くそれぞれにワンサイズで男女ともにアジャストする仕様になっており、選びやすいと思いました。

みなさんいろいろ試してみましたが、物を入れても揺れずに走れるホールド感はサロモン以上のものがあるという感想も。
女性でも背負いやすいサイズ感。
実際の商品が入荷したらコネクテッドでもじっくり紹介していきたいと思いますのでご期待ください。

グループラン

後半は固めてもらった足の手応えを確かめるべくグループランに出かけました。
今回は六本木から青山に抜ける7km弱のコース。
中秋の名月と満月が重なった綺麗な月夜となりました。

みなかみトレイル2021

さて10月2日から3日にかけてはGONTEXさんが初めて手がけるトレイルランニングの大会が群馬県のみなかみで開催されます。こちらは当初6月に開催予定だったものの振替大会。大小とわず軒並み大会が中止を余儀なくされている昨今の状況を見るにつけ、粘り強く開催にこぎつけているのは本当に素晴らしいと思います。
今回はもう締め切ってしまいましたが、この後11月には白馬でも大会を予定しているので興味のある方は是非エントリーしてみてください。信頼のおける主催者です。

まとめ

10年にわたってテーピングで一人一人のランナーの足をサポートする活動を続けてきたGONTEXさんは、今新たにバックパックのブランドを提案し、トレイルの大会をてがけようとしています。
グルランに来ていた方でも、ギリギリでしたがエントリーやボランティアを決め方が出ました。
コネクテッドとしてもこれからできる限りの応援をしていきたいと思います。

さしあたってテーピングは店頭販売を始めており、バックパックも取り扱い予定です。

代官山マウンテンランニングクラブのグループランへはどなたでも参加できます。
参加ご希望の方はこちらから。

トレイルランニングはライフスタイル!MMA出走!

今週は新たなジャンル、あらたな取扱ブランドをご紹介させてください。

ジャンルはトレイルランニング、ブランドはMMA。マウンテン・マーシャル・アーツの略です。
MMAは、トレイルランニングをベースに新しいライフスタイルを提案するブランド。
トレイルランニングに役立つ機能性をもりこみつつ、モダンでクラシカルなデザインのプロダクツを発信しています。

早速デザイナーの渋井勇一さんにインタビューしました。

Q1 渋井さんがトレイルランニングに夢中になったきっかけについて教えていただけますか?

渋井:モンブランを一周するトレイルランニングレース、Ultra Trail Du Mont-branc(UTMB)のドキュメントを観たのがきっかけでトレイルランを知りました。それまでスポーツをやっていなかったのですが、山という自然の中を走るトレイルランナーの姿とそれを支え応援する家族の姿に感動を覚え「やってみたい」と思い、最初は17kのレースに参加しました。さすがにへろへろになりましたが、トレイルランナー同士で声を掛け合いながらゴールを目指したり、自然を走る爽快感、自分の限界への挑戦など、奥深いトレイルランの魅力の一端を実際に感じることが出来ました。

Q2 渋井さんはトレイルランニングはライフスタイルにとけこんだカルチャーなると確信してMMAを始めたのだと思うのですが、
そういう思いに至った経緯を教えていただけますか?

渋井:もともとはアートディレクションやグラフィックデザインがメインなのですが、業務の一環としてオーダーチームTシャツを作っていて、オーダーしていただきましたランナーの多くがチームTで走っていただいています。それを見て、トレイルランウェアは機能面が重視されますが、それ以外にも「デザイン性」や「自分の気に入ったウェアで走る」という喜びもあると感じました。自分はデザインの力を大切にしているので、MMAでもデザインから生まれる心の高揚感や充足感を重視しています。

またUTMBのハーフレースに参加するためにフランスのシャモニー(モンブランの麓町)に行った際に、ヨーロッパではトレイルランが特殊な競技ではなく、生活の一部としてナチュラルに存在する様子を見て、日本でももっと多くの方にトレイルランを知っていただきたいと思いました。ランニング、山、ウェア、ギアなど、語る部分が多くあるトレイルランですが、スポーツと縁のない方がはまっているというのがカルチャー的な面白さを含んでいる証明だと思います。

Q3 渋井さんがMMAに盛り込みたいと思っているファッションについて語っていただけますか?

渋井:「ハレ(非日常)とケ(日常)」で例えれば、「ハレ過ぎず、ケの範囲内に治まる」デザインを心がけています。スポーツウェアにありがちな蛍光色や原色は日常では浮いてしまうので、アクティビティの後でもカフェやショップに立ち寄れるようなスタイルがMMAの強みです。また逆に機能性を持つデイリーウェアもMMAでは展開していて、トラッド感やポップなイメージなど、アウトドアやスポーツカテゴリーにとらわれずに自由によいと思ったものを取り入れています。

そうしたウェアに加えて、サイトでの情報発信やイベントでの体験を共有することで、みなさまにトレイルランを知っていただいたり、もっと好きになっていただいたければと思っています。そのすべてがMMAであり、ウェア=ファッションではなく、ライフスタイル=ファッションとして考えています。

Q5 ランナーの皆さんにメッセージがあればお願いします。

渋井:走るというシンプルなアクティビティに、山というフィールドを組み合わせたトレイルランには奥深い魅力があります。MMAを通じてトレイルランに興味を持っていただいたり、実際に始めていただければうれしく思います。ただ山はオウンリスクであり、モラル&マナーが大切なので、そうした面でも共に学んでいきましょう。

またMMAは自由な発想を大切にしています。”トレイルランブランド”ではなく”トレイルランをベースにしたライフスタイルブランド”というコンセプトも、デイリー、ラン、バイク、トレイルランなど、カテゴリーにとらわれず、みなさまに自由に着こなしを楽しんでいただきたいからです。MMAを通じて多くの喜びを共有しましょう!

(インタビュー終り)

MMAのサイトでは多くのランナーがブログで参加するコミュニティをオーガナイズしています。
ムーブメントを盛り上げる熱を感じさせるブランドがMMA。
これから随時商品を展開していきます。

ランジャケ/CCP/20,000円+taxロゴVネックT/MMA/5,000円+tax

Buff/MMA×Buff/3,200円+tax

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